きたかみ牛が美味しくて体に良い理由

きたかみ牛の肉には私たちの身体に欠かせない栄養素がたっぷりと含まれています。例えば良質なタンパク質が豊富に含まれています。このタンパク質の原料は、体を作る上で不可欠なアミノ酸です。アミノ酸には体内で作ることができない必須アミノ酸というものがありますが、この必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのが、黒毛和種の肉の最大の魅力なのです。健康に悪いと思われがちな肉の「脂」。実は肉には一価不飽和脂肪酸が多く含まれています。一価不飽和脂肪酸とは、脂の一種で、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを減らすだけでなく、動脈硬化を予防するHDLコレステロールを減らさない働きがあります。赤身しか摂らないと血管がもろくなるという研究結果が発表されています。きたかみ牛はサシ（脂肪）が筋肉の中に細かく入り、これが筋線維と交雑して「霜降り」となっています。きたかみ牛のサシは、甘みがあり、後味がさっぱりとしているのが特徴です。きたかみ牛は、赤身と脂の肉の絶妙なバランスで旨味を最大限に引き出しており、一価不飽和脂肪酸を豊富に含んでおり、口に入れるとすぐに溶けてまろやかな食感となります。

牛舎のある自然環境が素晴らしく、牛に余計なストレスをかけることが少ないことが挙げられます。のびのびと牛を育てられる自然環境は何物にも代えがたいです。地下から汲み上げる美味しい水も牛の生育環境にとっては最適です。

牛と寝起きを共にし、牛を育てる苦労は並大抵のものではありません。西部開発農産では繁殖から肥育まで生産一貫体制で、繁殖牛として市場に出すなど牛に余計なストレスはかけません。繁殖、分娩、育成、肥育と牛に対しては手厚くフォローする体制をとっています。また、目指すところは美味しくて飽きの来ない肉、そのための飼料や牛を育てる愛情や情熱は他のどこにも負けないです！